- 場所:京都大学フィールド科学教育研究センター 芦生研究林(京都府南丹市)
- 天候:雨
- 参加人数:35人(KDDI関係者:32人、京都大学関係者:3人)
- 活動内容:芦生研究林内の外来種ツルニチニチソウの駆除
KDDIは、京都大学の指導の下、同大学・芦生研究林にて昨年に引き続き外来種のツルニチニチソウの駆除(除草)を行いました。
昨年度から取り組んでいる「外来種のツルニチニチソウの駆除」は、ヨーロッパ原産で乾燥や寒さに強く、毒性を持ちシカも食べないために分布域を拡大しているツルニチニチソウを根ごと抜き取り、在来植物の生態系を保全する活動です。
また、ツルニチニチソウは、つるを伸ばして広がり、その節々から根を張るため、葉や茎だけを取り除いても根が残っていると再び芽吹いてしまいます。そこで、駆除活動では、再生を防ぐためにツルだけでなく、熊手を使って根ごとしっかりと掘り出しました。その結果、計429.5kgのツルニチニチソウを除草し、芦生研究林の生物多様性保全に貢献しました。
写真左:雨の中でのツルニチニチソウ駆除活動
写真右:駆除したツルニチニチソウの量
活動前後の状態比較