- 日時:2025年 4月 26日(土)
- 場所:天王山(京都府乙訓郡大山崎町)
- 天候:晴れ
- 参加人数:73人(KDDI関係者:67人、大山崎町:5人、酒解神社氏子総代:1人)
- 活動内容:天王山放置竹林の間伐、カブトムシ幼虫の捕獲
KDDIは、天王山の森林環境の改善を目指し、天王山山頂近くの放置竹林の間伐や立ち枯れ木、倒木の処理を、大山崎町および地元ボランティア団体「椿あじさいを植え育てる会」のご協力を得て実施しています。また、生物多様性の一環として間伐した竹や木をチップにし、カブトムシが自然に産卵できる場所を設置・飼育しています。大きくなった幼虫は、毎年、地元の保育施設へ寄贈し、成虫になるまで育ててもらっています。
今回の活動では、大山崎町と酒解神社の協力を得て、天王山山頂付近の放置竹林から竹41本を伐採し、運びやすい長さに裁断して斜面を下ろしました。狭くて急な作業道での運搬は、社員が等間隔に並び、手渡しで行うことで狭い道でのすれ違いを避け、安全かつ効率的に作業を進めることができました。
また、昨年、イノシシに荒らされたカブトムシの産卵・育成場での幼虫捕獲は、小中学生5人とその親の協力により、懸命な作業の結果、2匹を捕獲することができました。しかしながら、わずか2匹では、今年の寄贈は実現困難となってしまいました。
なお、伐採した竹は、来年の産卵に向けて、今秋に粉砕機で竹チップにして産卵・育成場へ補充する予定です。

竹の間伐作業を行うKDDI社員

小学生も加わって斜面を手渡しで運搬

小学生が捕まえたカブトムシの幼虫
KDDI関西総支社では、今後も「社会の持続的な成長に貢献する会社」として、地球環境の保全と生物多様性の保護を推進し、関西各地の活動に引き続き取り組んでまいります。