第3回森林整備(マツタケ林の整備)体験教室を実施

3月17日(土)3回目の森林整備体験教室を亀岡市の湯の花温泉の一画にある「京都・姻河」で行いました。

寒の戻りで少し肌寒くはありましたが、天気にも恵まれ、約20名の協会参加者に地元の方々や「まつたけ十字軍運動」のメンバーとスタッフあわせ約50名が集まりました。

午前中は、マツタケ生態学者の吉村文彦先生からスライドを使ってマツタケ林を整備する意義やマツタケの不思議な生態などについて講義を受けました。

参加者は皆さん、ユーモアを交えた楽しいお話に耳を傾けていました。

昼食時には京都・姻河さんのご好意で、施設内で栽培された取れたてのしいたけを焼いて振舞っていただきました。

午後、京都・姻河の施設に隣接する松林で、マツタケ十字軍運動のメンバーの指導のもと、地元の方々も加わって、まずはマツノザイセンチュウ病(松くい虫のことです。)で枯れ切り倒されそのままになっていた松を整備区域外に運び出し、その後放置されて薮状になっていた林を、陽があたり乾燥しすぎないように適度に潅木を残して切り払いました。

きれいになったところの地面は、マツタケが出やすいように積もっていた落ち葉や腐植(土になりつつある落ち葉など)を熊手などを使って取り除き、地元の方からは「これならマツタケも出そうや。」との声も。

参加者の皆さんは、心地よい汗をかき、数年後のマツタケ狩りを夢見て帰っていかれたのではないでしょうか。

今回も、地元の方々やボランティア団体と一緒に体験してもらいましたが、このような取り組みが府内に広まっていくようにしていきたいと思っています。

協会では、新年度もさまざまな行事を考えていますので、皆様の積極的なご参加をお待ちしております。

マツタケ生態学者の吉村先生に講演してもらいました。

3.17吉村先生

切って運んで作業中

作業中

潅木を取り払った後、積もった落ち葉等を取り除きます。

地掻き

作業前

作業前

作業後

作業後

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SDGsに向けた取り組み

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