【南丹市美山町中勘定(公益財団法人日新電機グループ社会貢献基金)】
- 日時: 2025年5月31日(土)
- 場所:京都府南丹市美山町中勘定
- 天候:小雨
- 参加人数:46人(参加者:38人、知井振興会関係者:4人、工務店2人、京都森林インストラクター会1人、京都モデルフォレスト協会1人)
- 活動内容:展望台の修復、遊歩道の整備、葉っぱのスタンプ
2025年5月31日(土)、第12回森林保全活動を実施しました。今回は「展望台の修復」「遊歩道の整備」「葉っぱのスタンプ」の3チームに分かれて作業を行いました。
「展望台の修復」チームでは、展望台の床を支える基礎づくりを行いました。まず水平を確認しながら、床材を支える「根太」3本を柱に固定し、その下に「大引」4本を設置しました。大引は木材の長さが不足していたため、2本の木材をノミで加工し、「相欠継ぎ」という方法で接合しました。次回の活動では、大引を支える束柱の設置と、残りの根太の取り付け作業を進める予定です。
「遊歩道の整備」チームは、京都森林インストラクター会より森の植生などについて教わりながら、遊歩道にはみ出した枝や葉を切り取る作業を行いました。草木が生い茂って歩きづらくなっていた道も、作業後にはすっきりと整い、歩きやすくなりました。
「葉っぱのスタンプ」チームは、「日新電機の森」で拾った葉にアクリル絵の具を塗り、布製バッグにスタンプして模様をつける、オリジナルバッグ作りを行いました。葉の形や葉脈を活かした、個性あふれる素敵な作品がたくさん完成しました。
また、今回は特別企画として、地元の公民館をお借りし、ため池での「鮎つかみ」体験を行いました。参加者は鮎の動きを観察しながら、上手に捕まえていました。捕まえた鮎は塩焼きにして、その後の懇親会で地元のお弁当とともに美味しくいただきました。
当日は雨予報となったため、作業内容やスケジュールを急遽変更しての開催となりましたが、大きな問題もなく活動を終了することができました。次回の活動では、引き続き展望台の修復作業のほか、植林や獣害対策なども予定しています。

根太の切断
写真左)相次加工 写真右)除草作業
写真左)葉っぱスタンプ 写真右)鮎つかみ