平成30年度西日本旅客鉄道株式会社「カーボンオフセット特典」からのご寄付による森林保全活動等について

 公益社団法人京都モデルフォレスト協会

 西日本旅客鉄道株式会社「カーボンオフセット特典」によりいただいた寄付を活用して、平成30年度は下記のとおり京都府内で森林保全活動等を実施しましたので、ご報告します。

実施事業

森林整備事業

森林づくり基金活用事業とし、一般公募により府内3カ所で森林整備(人工林・天然林の除間伐)を実施しました。また、スチールの森京都(府民の森ひよし)内に設定した「Club J-WESTの森」においても、天然林の除伐を行いトータル102.97t-CO2/年のCO2吸収に寄与することが出来ました。

森林づくり基金活用事業費 6,280,441 円
除間伐実施面積 16.00ha CO2吸収量 102.97t-CO2/年
(森林の概況)
樹種:スギ、ヒノキ、マツ、ナラ等  樹齢(齢級):4~22齢級

*1世帯からのCO2排出量は年間3.49 t(※)であり、102.97tの吸収量は約29.4世帯分に相当(※環境省 家庭からの二酸化炭素排出量の推計に係る実態調査 全国試験調査(平成26年10月~平成27年9月)

実施箇所一覧

N0 事業実施主体 実施箇所 作業内容  CO2吸収量(t)
1 フォレスト南山城 南山城村 人工林間伐8.25ha 44.86
2 雲ヶ畑コモンズ・結い林業組合 京都市北区 人工林間伐3.00ha 30.25
3 安場町杣連 綾部市 人工林・天然林の除間伐4.70ha 27.56
4 京都モデルフォレスト協会 南丹市 天然林除伐0.05ha
イベント2回
0.30
合計 102.97

 

南山城村 京都市北区 綾部市

森林整備体験事業

6月2日(土)及び10月21日(日)に実施した「森づくりイベント」において、「森づくり活動」として森林整備体験事業を実施しました。専門家の指導のもと、Club J-WESTメンバーや一般参加者の皆さんにご参加いただき、広葉樹を抜き切りし、残った 木々の生長を促すことでCO2削減を図りました。

間伐実施面積0.05ha CO2吸収量 0.30t-CO2/年
(森林の概況)雑木林、サクラ等平均林齢25年生、同区域内生立本数約100本

 

普及啓発事業

Club J-WESTの森」森づくりイベント

「Club J-WESTの森」をメイン会場に、『Club J-WESTの森』森づくり活動や森林の整備を行いました。

○第9回森づくりイベント
日時:平成30年 6月 2日(土) 参加者:約250名

○第10回森づくりイベント
日時:平成30年10月21日(日)参加者:約250名

内容:森林整備体験、自然観察会、木工教室、ツリークライミング、薪割り体験などで森林に親しんでいただきました。また、第10回には記念としてClub J-WESTの森の木を使った木製ベンチづくりを体験いただきました。参加者の皆さんからは、「普段できない森林の整備を体験でき、とてもよい経験となった。森の手入れの重要性が理解できた」といった感想をいただきました。

平成30年度の状況

(単位:円)

前年度からの繰越額 30年度
寄付受入額
30年度事業 31年度へ
繰越額
事業費 事務費
5,049,397 4,003, 000 6,280,441 200,150 2,571,806

 

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