平成30年度第1回森林づくり基金運営委員会結果報告

森林づくり基金を活用した事業について審議するため、森林づくり基金運営委員会を開催しましたので、その結果を報告します。

開催日時

平成30年7月20日(金曜日) 13時30分から14時30分

開催場所

京都木材会館 2階 会議室

出席委員 (五十音順 敬称略)

  • 明致親吾 (京都CSR推進協議会会長)
  • 大下起代 (京都府農林水産部森づくり推進課モデルフォレスト推進担当課長)
  • 小山里奈 (京都大学大学院情報学研究科社会情報学専攻生物圏情報学講座准教授)
  • 篠部幸雄 (京都森林インストラクター会会長)
  • 古田裕三 (京都府立大学大学院生命環境学部生命環境科学研究科教授)
  • 松田純一 (京都府森林組合連合会参事)

議事

(1)報告事項

平成29年度森林づくり基金活用事業の実績について

○平成29年度森林づくり基金活用事業の実績について以下のとおり報告しました。

No 事業実施主体 実施箇所 事業内容
1 八木町森林組合 南丹市八木町玉ノ井 下刈り
活動拠点施設
2 京都モデルフォレスト協会 南丹市日吉町天若 普及啓発イベント
3 豊郷公民館 南丹市美山町豊郷 植栽(クヌギ)
植栽(桑)
下刈り、雪起し、蔓伐り
食害防止ネット
4 亀岡市森林組合 亀岡市宮前町神前 人工林間伐
5 八木町南北広瀬生産森林組合 南丹市八木町北広瀬 下刈り
雑木除伐
椎茸植菌
植栽
6 大河内生産森林組合 南丹市園部町大河内 天然林除間伐
歩道整備
7 宇治田原町森林組合 宇治田原町南御林山 人工林間伐
作業道補修
8 宇治田原町森林組合 宇治田原町立川白谷 人工林間伐
9 みやわきBilly(美郷) 南丹市美山町宮脇 下刈り
10 旭町三俣山組合 亀岡市旭町三俣 雑木除伐等
11 旭町三俣山組合 亀岡市旭町三俣 枯れ松伐倒処理等
12 湯船財産区 和束町湯船中の谷 人工林間伐
13 宮島振興会 南丹市美山町宮島 人工林・天然林除間伐
森林・環境学習
薪割りイベント
14 宇治田原町 宇治田原町立川御林山 下刈り
雑木除伐・枯損木処理
15 竹井生産森林組合 南丹市園部町竹井 人工林・天然林間伐
16 フォレスト南山城 南山城村野殿・童仙房 人工林間伐
17 雲ヶ畑コモンズ・結い林業組合 京都市北区真弓 人工林間伐
18 安場町杣連 綾部市安場町打越・波路谷 人工林・天然林間伐
19 宇治きこりの会 宇治田原町立川白谷 天然林除間伐
歩道作設
20 亀岡市森林組合 亀岡市東別院町東掛 下刈り
看板設置
記念植樹
21 宇治田原町森林組合 井手町多賀大正池 人工林間伐
22 亀岡市森林組合 亀岡市宮前町宮川 人工林間伐

(2)審議事項

平成30年度森林づくり基金活用事業計画について

平成30年度森林づくり基金活用事業計画内容について審議されました。
○平成30年度森林づくり基金活用事業の申請先及び活動内容

No 事業実施主体 実施箇所 事業内容
1 八木町森林組合 南丹市八木町玉ノ井 下刈り
活動拠点施設
2 京都モデルフォレスト協会 南丹市日吉町天若 普及啓発イベント
3 亀岡市森林組合 亀岡市宮前町宮川 人工林間伐
看板設置
4 豊郷公民館 南丹市美山町豊郷 下刈り、雪起し、蔓伐り
食害防止ネット補修
植樹会
5 八木町南北広瀬生産森林組合 南丹市八木町北広瀬 下刈り
雑木除伐
植栽(サクラ)
6 宮島振興会 南丹市美山町宮島 広葉樹・人工林除間伐
森林環境学習
登山・椎茸榾木作り等
7 みやわきBilly(美郷) 南丹市美山町宮脇 下刈り(ネット・トタン除去等含)
8 亀岡市森林組合 亀岡市東別院町東掛 下刈り
歩道整備
9 亀岡市森林組合 亀岡市宮前町神前 人工林間伐
10 旭町三俣山組合 亀岡市旭町三俣 人工林枝打ち 雑木の除伐
11 旭町三俣山組合 亀岡市旭町三俣 広葉樹・枯れ松伐倒処理等
12 宇治田原町森林組合 宇治田原町南御林山 人工林間伐
作業道整理伐
13 宇治田原町森林組合 宇治田原町立川白谷 植栽(地拵え)
14 大河内生産森林組合 南丹市園部町大河内 広葉樹林除間伐
歩道整備
15 フォレスト南山城 南山城村野殿・童仙房 人工林間伐
16 雲ヶ畑コモンズ・結い林業組合 京都市北区真弓 人工林間伐
17 安場町杣連 綾部市安場町打越・波路谷他 人工林・天然林間伐

審議結果

この議案については、下記委員意見を踏まえ承認することとなりました。

(3)その他

京都府より森林環境税について話題提供。

委員意見要旨

(1)平成29年度森林づくり基金活用事業の実績について

  • 一般公募分の実施箇所はどのようにして決定しているのか。
    →一般の方にホームページ等で呼びかけ、応募があった箇所を採択している。

(2)平成30年度森林づくり基金活用事業計画について

  • 昨年度とほぼ同じ箇所での延長(継続)と認識して良いか。
    →はい。
  • 事業費と採択額が異なるものはどういう意味か。
    →地域限定については採択額が企業さんの予算額の上限となる。それを超える分については地元や実施主体の持ち出しとなる。
  • 一般公募型の金額が減った理由は。
    →企業さんからの寄附を原資に実施しているため、寄付額が減れば実施額も減る。
  • 昨年実施されていた2団体が今年応募されなかった理由は。
    →声掛けはしたが、今年整備したい森林が無かったため応募されなかった。
  • モデルフォレスト運動に取り組まれている企業は他にもあると思うが、この一覧に乗って来ないのは資金援助はしていないのか。
    →基金事業に寄附はせず、社員ボランティアのみ実施している企業もある。
  • 比較的熱心な企業さんがこの事業への援助をされているということか。
    →そういう傾向は言えるかも知れない。等

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