令和7年度緑の募金運営協議会結果報告

緑の募金による森林整備等の推進に関する法律第7条第2項に基づき、緑の募金運営協議会を開催しましたので、その結果を報告します。

開催日時及び場所

令和8年2月10日(火)午後1時30分から2時40分まで
京都府林業会館3階研修室

出席委員(五十音順)

氏名 所属先
氏橋亮介 京都大阪森林管理事務所長(代理:山中野生鳥獣対策官)
久山多代子 京都森林インストラクター会参与
相馬直子 京都府教育庁指導部長
塚脇健 京都府農林水産部 技監
中川久徳 日本ボーイスカウト京都連盟理事長
濱田鉄也 舞鶴市産業振興部農林課長(代理:藤原林業振興有害鳥獣対策係長)
山下宏文 京都教育大学名誉教授

報告事項

令和7年度緑の募金の実施状況について

1 緑の募金による各種事業の取組

(1)森林整備

森林愛護運動推進事業

青少年の健康を増進し、社会奉仕や森林愛護の啓発を図るため、ボーイスカウトやガールスカウトが行う森林愛護活動に対し、資材等の購入に必要な経費及び森林整備活動や研修の経費について助成しました。

助成団体
ボーイスカウト京都連盟
一般社団法人ガールスカウト京都府連盟

(2)緑化推進

ア学校緑化・地域緑化・森林環境学習推進事業

緑を愛し育てる心を育むため、府内の小中学校(13校)に対し、植樹木の購入等、教育環境整備に要する経費に対し助成を行いました。

地域 実施校 取組
京都・乙訓
地域
京都市立宇多野小学校
京都市立境谷小学校
京都市立桃山東小学校
京都市立向島藤の木小学校
京都市立修学院中学校
京都市立神川中学校
植樹




山城地域 木津川市立州見台小学校
木津川市立棚倉小学校
植樹
木工体験
南丹地域 亀岡市立東別院小学校
亀岡市立育親学園
南丹市立殿田小学校
間伐体験
木育講座
植樹
中丹地域 綾部市立志賀小学校
舞鶴市立由良川小学校
環境学習
植樹
丹後地域 (要望なし)

全国 国土緑化推進機構「学校環境緑化事業モデル事業」

国土緑化推進機構が実施する環境緑化事業に応募した結果、要望した3校全てが採択され、校内及び園内での植樹等を通じて、学校緑化の取組を支援しました。

寄付者 株式会社ローソン
実施校
  1. 幼保認定型こども園藍咲学園(木津川市)
    令和7年11月13日園内の植樹を実施
  2. 向日市立向陽小学校
    令和8年2月植樹(予定)
  3. ゆうかりこども園(京丹後市)
    令和8年4月植樹(予定)

全国で80校(37府県)が採択

イ緑の少年団等育成・活動支援

森林や緑の大切さを学ぶ緑の少年団(12団)の育成及び活動を支援するため、各団が行う学習活動、野外活動及び奉仕活動に要する経費の一部を助成し、活動を支援しました。

地域 実施団体
京都・乙訓地域 ガールスカウト京都緑の少年団
山城地域 こうのす緑の少年団、くすのき緑の少年団、ボーイスカウト田辺第1団緑の少年団、笠取緑の少年団、木津川市ガールスカウト緑の少年団
南丹地域 ガールスカウト京都府第57団緑の少年団、京丹波町立和知小学校緑の少年団、美山緑の少年団
中丹地域 ガールスカウト福知山緑の少年団、夜久野学園緑の少年団
丹後地域 京丹後長岡緑の少年団

ウ森の出前授業

京都府教育委員会の「結ネットKYOTO」に参画し、幼稚園や小学校等において、森林インストラクター等の協力を得ながら「森の出前授業」を12回実施しました。自然観察や木工、キノコの菌打ち等を通じて森林への理解を深める経験の機会を提供しました。

実施日 対象 場所
1 令和7年5月19日 北野幼稚園                 (21人) 同園観察林(京都市左京区)
2 令和7年6月19日 ひかり幼稚園               (28人) 長尾山(亀岡市)
3 令和7年10月2日 京都市立安朱小学校         (34人) 安祥寺山(京都市山科区)
4 令和7年10月15日 ノートルダム学院小学校    (99人) 同校山の家(滋賀県大津市)
5 令和7年10月18日 ふれあいセミナー(綾部市) (22人) 市志里山「どんぐりの森」
(綾部市)
6 令和7年10月23日 上西山あゆみ保育園     (29人) 長尾山(亀岡市)
7 令和7年10月30日 みぎわ保育園               (58人) 長尾山(亀岡市)
8 令和7年10月17日 篠村幼稚園         (38人) 長尾山(亀岡市)
9 令和8年1月20日 葉室幼稚園         (45人) 園庭(京都市右京区)
10 令和8年1月21日 コドモのイエ幼稚園     (14人) 園庭(京都市西京区)
11 令和8年1月27日 嵯峨こばと保育園      (10人) 園庭(京都市右京区)
12 令和8年2月18日 京都市立金閣小学校 体育館、衣笠山

エ緑化運動・愛鳥週間ポスターコンクール

京都府との共催で、府内の小中高等学校等を対象に緑化運動ポスターコンクールを実施するとともに、入賞作品の広報や展示を通じて、緑化運動の啓発に努めました。

応募状況

  • 参加校112校
  • 参加者数4,043人
  • 応募点数754点

(3)地域での取り組み支援(緑の交付金事業)

緑の募金支援団体(9団体)の地域の植樹活動や森づくり、学校緑化、子ども達への環境教育など森林を守り育てる取組を支援できるよう、交付金を交付しました。
あわせて支援団体間での情報交換等を通じて、具体事例を共有し、地域緑化の推進に努めました。

交付先一覧

交付先 支援団体名 金額(円) 主な取組
京都・
乙訓地域
京都・乙訓緑化推進委員会   1,054,000 ボーイスカウト・ガールスカウトの森林整備活動支援、地域緑化、学校緑化、公園緑化、緑化推進啓発活動、募金活動推進等
山城地域 山城モデルフォレスト推進協議会 760,000 緑の少年団、森林ボランティアの交流会、ボーイスカウト・ガールスカウト等への活動助成、森林整備・緑化推進啓発活動等
南丹地域 (公財)亀岡市都市緑花協会 890,000 苗木・プランター配布、花づくりコンクール、入学記念樹の贈呈、緑の少年団活動資材助成等
南丹・京丹波林業振興会    332,000 地域緑化の推進・緑化樹の苗木配布、募金活動推進等
中丹地域 福知山緑化推進委員会    1,172,000 森林ボランティア団体活動支援、自治会等への緑化樹配布等
舞鶴市森づくり推進委員会 1,158,000 里山林・竹林・神社周辺の環境整備、里山保全活動、松の樹幹注入、森林保全活動、植樹活動、学校緑化、ボーイスカウト育成活動助成、森林整備・緑化啓発活動等
綾部緑化推進委員会 367,000 緑の少年団活動助成、地域緑化啓発活動等
丹後地域 与謝地方林業振興会    312,000 地域の植樹活動支援、緑化ポスター応募記念品等
丹後地方林業振興会 131,000 苗木配布、地域緑化事業、緑化啓発活動等
6,176,000

2 緑の募金活動実績

令和7年度の緑の募金活動については、春募金は3月1日~5月31日、秋募金は9月1日~10月31日までを募金強化期間として、府内9つの緑の募金支援団体、府市町村との連携のもと企業・団体等の御協力をいただきながら取組を推進しました。

(1) 主な活動

ア緑の募金への呼びかけ

緑の募金のチラシやリーフレット、ポスターにより情報発信するとともに、府内産木材で制作した募金資材(返礼品)を作成し、企業や団体の職場でご協力を呼びかけました。また、イベントで募金による国土緑化の取組成果をPRしました。

イ緑の募金への呼びかけ

緑の募金に多大な貢献をした個人・団体に対し、感謝の意を表するため感謝状の贈呈を行いました。
(個人10万円以上、団体20万円以上)

贈呈先(6社)

  • オムロンソーシアルソリューションズ株式会社
  • ダイドードリンコ株式会社
  • 光洋マテリカ株式会社
  • 株式会社京都フィナンシャルグループ
  • ニデック株式会社
  • 京都府ホンダ会

ウ緑の募金寄付型自動販売機

飲料用自動販売機の販売額に応じて「緑の募金」にご協力いただきました。

協力飲料会社(6社)

  • ダイドードリンコ株式会社
  • 株式会社伊藤園
  • 株式会社山久
  • ダイドーアサヒベンディング株式会社
  • サントリービバレッジソリューション株式会社
  • コカ・コーラボトラーズジャパン株式会社

※緑の募金寄付型自動販売機の設置は56社(R8年1月末時点)

エ企業による緑の募金キャンペーンの展開

「緑の募金付き商品」などの取組を通じて、
緑の募金のPRと寄付へのよびかけにご協力いただきました。

取組事例

  • 株式会社アインズ…緑の募金オリジナル卓上カレンダーの売上に応じて募金
  • 京都府ホンダ会…各販売店のハイブリッドカー販売台数に応じて募金

(2)募金実績(集計期間:R7年1月~12月)

緑の募金支援団体にご協力いただき家庭や職場の募金活動をはじめ企業や学校等から寄せられた募金の総額は13,705,083円(前年比99.0%)となりました。

1期間別実績額

春期 秋期 合計 参考
(令和6年)
9,373,345円 4,331,738円 13,705,083円 13,844,064円

2方法別実績額(単位:円)

家庭 職場 企業 街頭 学校 その他(団体等) 合計
6,543,236 2,919,922 2,733,486 811,029 69,460 629,075 13,705,083

3緑の募金実績(累計)

昭和28年~令和6年 令和7年
796,065,381円 13,705,083円 809,770,464円

審議事項

令和8年度緑の募金運動実施計画(案)について、事務局より説明を行い、質疑応答の後、原案どおり異議なく承認されました。

第1運動の基本方針

1目的

森林は、国土の保全や水源のかん養、木材の供給など、私たちの暮らしを支える重要な役割を担っています。一方、森林資源の利用停滞や手入れ不足による森林の荒廃が懸念されています。
こうした状況を踏まえ、京都府の豊かな森林を府民みんなで守り育て、次世代へ健 全に引き継いでいくため、京都モデルフォレスト運動の一環として「緑の募金」運動を実施します。

本運動では、「緑の募金で進めようSDGs」を統一スローガンに、森林の整備と 適切な利用、地域・学校緑化の推進、緑の少年団の育成や森林環境教育の充実を図ります。

2実施主体・連携体制

公益社団法人京都モデルフォレスト協会(以下「協会」という。)は、緑の募金法に 基づく府内唯一の緑化推進委員会として、緑の募金支援団体(以下「支援団体」という)、会員、企業、行政機関、関係団体等と連携し、府民の協力を得て本運動を推進します。

3募金地域

京都府内一円

4募金運動の期間

国の募金活動強化期間と連動し、春期及び秋期に募金活動の強化期間を設定し、募金 運動を展開します。

  • 春期:令和8年3月1日から5月31日まで
  • 秋期:令和8年9月1日から10月31日まで

5募金の方法

企業募金、家庭募金、職場募金、街頭募金、学校募金等

6募金目標額

14,000千円

7募金の使途

森林の整備、緑化の推進、緑の少年団の育成、緑の募金支援団体への交付金等

第2 広報・普及及び結果の公 表

1緑の募金結果の公表

緑の募金結果は、公表するものとします。

2全国緑化キャンペーンとの協調

(1)緑の羽根着用

緑化運動のシンボルである緑の羽根の着用を募金協力者等に呼びかけ、緑化気運 の醸成を図ります。
【全国共通呼びかけ期間:緑の月間(4月15日~5月14日)】

(2)国土緑化ポスターキャンペーン

国土緑化運動の共通ポスターを公共機関等の掲示板など人目につく場所に掲出し、緑化活動への参加を呼びかけます。


第3募金の運営・事務手続(支援団体向け)

1募金の取りまとめ

支援団体の長は、当該団体の募金を取りまとめ、春期募金は令和8年6月30日(月)までに 、秋期募金は令和8年11月28日(金)までに、協会に報告(※1)するものとします。

2募金の送金

支援団体の長は、当該団体の募金を取りまとめ、春期募金は令和8年7月15日(水)までに、秋期募金は令和8年12月15日(火)までに、協会の指定口座へ振り込むものとします。

3交付金の交付申請

(1)支援団体の長は、令和8年12月25日(金)までに、緑の募金による交付 金の交付申請書(※2)を協会に提出するものとします。

協会はこれを取りまとめ、緑の募金運営協議会に報告します。

(2)支援団体への交付金は、緑の募金支援団体交付金算定根拠額から資材費を差し 引いた額の70%を上限として交付します。

4交付金事業実績報告

支援団体の長は、令和9年5月31日(月)までに、実績報告書(※3)を取りまとめ、協会に提出するものとします。

※1…緑の募金支援団体取扱要綱様式4

※2…緑の募金実施規程様式1

※3…緑の募金実施規程様式4

令和8年度 緑の募金事業計画(募金使途)

(1)森林整備

森林愛護運動推進事業(2団体)

・次代を担う青少年が行う森林保全活動等を支援するため、活動に必要な資材購入等の 経費を助成します。


(2)緑化推進

ア 学校・地域緑化・森林環境学習推進(19校)
  • 次代を担う児童・生徒が森林や緑の大切さ、地域の自然への理解を深めることを目 的に、学校緑化及び森林環境学習の実施経費を助成します。
イ 緑の少年団等育成(12団)
  • 緑の少年団の活動を支援するため、各団が行う学習活動、野外活動及び奉仕活動に 係る経費を助成します。
ウ「森の出前授業」の実施(17回)
  • 幼稚園・保育所・小中学校等を対象に、「森の人材バンク」登録団体や地域の森 林づくり団体から講師を派遣し、森林学習の出前授業等を実施します。
エ 緑化運動ポスターコンクールの実施(5月~6月)
  • 青少年の緑化思想の高揚を図るため、府内の小・中・高等学校の児童生徒を対象に 緑化運動ポスターコンクールを開催します。
    優秀作品については展示を行い、緑化思想の普及啓発に活用します。

(3)地域緑化支援

緑の交付金事業(9団体)

  • 府内の緑の募金支援団体が行う森林整備や植樹等の取組のほか、緑化思想の普及啓発 に要する経費として、緑の募金実績額から募金活動資材費を差し引いた額の70%を上限に

交付金を交付し、地域での取組を支援します。


(4)募金の呼びかけ

啓発活動(強化月間を中心に実施)
  • 緑化運動ポスターや育樹運動ポスターの配布、募金啓発チラシ及びリーフレットの作 成・配布により、緑化思想の普及啓発を行います。
    また、緑の羽根やバッジ、小物、府内産材を利用した木製品等を募金資材として活用し、地域産材の利用を通じた森林保全の呼びかけを行います。

(5)中央交付金

中央交付金の支出
  • 緑の募金法施行規則第6条に基づき、公益社団法人国土緑化推進機構へ中央交付金を支出します。

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