森林吸収量認証制度

京都府森林吸収量認証制度について

京都府温暖化対策条例では、一定の事業規模以上の事業者には、温室効果ガス排出量削減計画書の提出が義務付けられています。その中で森林整備による二酸化炭素の吸収が、目標を達成する手段として認められており、吸収量の認証を行う機関として、京都モデルフォレスト協会が京都府から指定を受けています。

対象者

温暖化対策条例に基づき事業者排出量削減計画書の作成が義務づけられる事業者

対象とする森林

京都府森林吸収量認証制度審査基準(下記その他関連規程参照)に示す対象森林において、植栽、下刈り、除伐・整理伐、間伐といった森林整備により持続可能な森林管理が見込まれる森林

算定方法

森林吸収量=

森林面積×幹の成長量×枝根(拡大)係数※×容積密度×炭素含有率×CO2換算係数(44/12)

※枝根(拡大)係数=BEF×(1+R)

BEF:バイオマス拡大係数(幹材積から枝葉を含めた地上部全体を算出する係数)

R:地上部に対する地下部の割合

計算例

  • ヒノキ林1ha(25年生)を間伐した場合
    年森林吸収量=1ha×9.4m3/ha×1.56×0.407×0.51×44/12=11.16t-CO2
  • 広葉樹の苗木を1ha植栽した場合
    年森林吸収量=1ha×2.0m3/ha×1.76×0.624×0.48×44/12=3.87t-CO2

実施プログラム

詳しくは、京都府森林吸収量認証制度実施プログラムを御覧ください。(申請書様式もこちらに掲載しています)

その他関連規程

費用

平成28年度以降に森林整備をされる箇所については、認証業務が有償となりますのでご理解いただきますようお願いします。
なお、京都モデルフォレスト協会の正会員および賛助会員については、優遇処置を受けることができます。

(関連資料)

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