ニュース

報道関係の皆様からのお問い合わせはこちら

掲載されている内容はすべて発表日当時のものです。その後予告なしに変更されることがありますのであらかじめご了承ください。

2019年3月7日 | プレスリリース 「島津製作所の森」の間伐材を使用してSDGsバッジを製作

「島津製作所の森」の間伐材を使用してSDGsバッジを製作

 

島津製作所は、森林保全活動を行っている「島津製作所の森」で発生した間伐材を使用して独自のSDGsバッジを製作し、社員による着用を開始しました。

SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)は、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載されている、2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴールおよび169のターゲットから構成されます。

当社は「科学技術で社会に貢献する」という社是のもと、SDGsが採択される以前より、事業活動を通じた社会課題の解決に直接的・間接的に取り組んできました。SDGsの採択を機に、事業との関連性を整理し、優先度が高い課題を選択して解決することで、ステークホルダーとともに持続的成長に取り組んでいます。このたび、企業としてSDGsへ貢献することを改めて表明し、社内外でSDGsの啓発を進めることを目的として、社員によるSDGsバッジの着用を順次進めます。

製作したSDGsバッジは、京都モデルフォレスト運動に参画して2008年から整備している「島津製作所の森」(京都府南丹市八木町)で発生した間伐材を材料とし、京都市内の木工所で加工されています。SDGsのゴール15「陸の豊かさも守ろう」のもと、森林の整備を進めて間伐材を利用することで、地域固有の生態系の保全および林業の振興に寄与します。また、ゴール8「働きがいも経済成長も」に沿い、障がい者の方も製作作業に加わっています。

当社は今後も、事業活動を通じて社会課題の解決を図り、社会における価値と当社グループが培ってきた科学技術が重なり合う「共有価値の創造」を推進していきます。