SDGs公開ワークショップ「企業が取り組む初めての生物多様性を考える in森林」を開催しました

南丹市美山町中勘定(公益財団法人日新電機グループ社会貢献基金)

平成30年10月25日(木曜)、南丹市美山町内で、森林保全への取り組みを実施中、または検討中の企業担当者の皆さんにご参加いただき、「企業が取り組む初めての生物多様性」ワークショップを開催しました。

午前中は、電機・電子4団体環境戦略連絡会生物多様性ワーキンググループ主査で、エスペック株式会社環境管理室環境管理グループの土田 真奈見 マネージャーより、「企業が取り組む初めての生物多様性」について事例を交えて講義をいただきました。

土田マネージャー阪尻事務局長

午後からは、公益財団法人日新電機グループ社会貢献基金の活動森林をフィールドに、同基金阪尻事務局長より活動の概要をご紹介いただいたあと、生物調査・観察体験のフィールドワークを行いました。参加の皆様は、エスペックミック株式会社 吉野知明 主任研究員の解説を聞きながらインスタントカメラと地図を手に林内を歩き、見つけた植物を写真に撮っていただきました。終了後は地図の上に写真を張り付けていき、皆で振り返りを行いました。
林内調査ふりかえり

引き続いては、社員・家族、こども向けワークショップをテーマに、三洋化成工業株式会社 山田明子さんからの豊富な事例紹介に続き、実際に参加者もワークショップを体験しながら、それぞれ情報交換などをしていただきました。
ワークショップ体験
参加者からは、「職員による森林づくり活動のモチベーションを上げるため、ゴールとなる森林の姿をイメージできる活動のテーマが必要であることがよくわかった。」「自社の敷地内にも緑があるが、今まで何の木が植えられているのか、どんな草花が咲いているのか、どんな鳥が来ているのか、意識してこなかったことに気付いた。意識して観察し、手入れをすることが生物多様性の保全につながることを知ることができた。」「自社工場敷地内の整備や周辺の清掃などでも、外来種の取扱いや在来種の保護など知識をもち、社員教育なども含めた実施をすることで、生物多様性の保全に向けたアクションに繋がることがわかり、大変参考になった」といったご感想をいただきました。

参考

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