(協会後援事業)「京をつくった筏-60年ぶりの復活プロジェクト-」

京都学園大学 人文学部講演会「京の筏」のご案内

協会情報誌「以森伝心」37no_37_1号でご紹介した「京筏組」の皆さんの取り組みに関する講演会が、次のとおり開催されます。
ぜひご参加ください。
開催趣旨
平安京の造営以来、桂川(大堰川、保津川)は山と都を繋ぎ、山の豊かな富を京にもたらしてきました。その主役となったのが12連(50メートル)の筏です。明治以降、近代化による生活様式の変容によって、筏は川を流れなくなり、木材をはじめとする山の富は、外来産のものにとって替わられました。それに伴って人々の関心が川から薄れると、川にゴミがあふれるようになりました。 かつてのように川を通じて山と街が繋がろう、その象徴として「ほんまもんの筏」を復活させよう。地域の人々とともに京都学園大学人文学部民俗学研究室では筏の復活に取り組んできました。山で木を伐り、野鍛冶で金具を作り、筏を流す経験を通じて、私たちは先人たちの野の知恵を学びました。 京の筏の歴史を振り返ると共に、筏の復活プロジェクトが桂川(大堰川、保津川)にもたらしたものについて、皆さんと考えてみたいと思います。

開催日時

2016年10月29日(土)13:30~16:00(受付開始 12:45)

会場

京都学園大学 京都太秦キャンパス みらいホール(北館3F)

内容

講演「京の筏-その歴史と復活への道程」・・・手塚恵子(京都学園大学人文学部教授)
実演「平成の筏士による筏組み」・・・河原林洋(京筏組 保津川下り船頭)

入場料

無料、事前申し込み不要

 

お問い合わせ先

京都学園大学 研究・連携支援センター(同大学ホームページへリンク)
TEL:0771-29-3593 / E-mail:liaison@kyotogakuen.ac.jp

主催

京都学園大学人文学部、人間文化学会

後援

京都府、京都市、亀岡市、京都モデルフォレスト協会、NPO法人プロジェクト保津川、京筏組

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