平成27年度西日本旅客鉄道株式会社「カーボンオフセット特典」からのご寄付による森林保全活動等について

公益社団法人京都モデルフォレスト協会

西日本旅客鉄道株式会社「カーボンオフセット特典」によりいただいた寄付を活用して、平成27年度は下記のとおり京都府内で森林保全活動等を実施しましたので、ご報告します。

記

実施事業

森林づくり基金活用事業とし、一般公募により府内７カ所で森林整備（人工林・天然林の除間伐）を実施しました。また、スチールの森京都（府民の森ひよし）内に設定した「Club J-WESTの森」においても、人工林の間伐を行いトータル100.06t-CO2／年のCO2吸収に寄与することが出来ました。

森林づくり基金活用事業費5,801,140円、Club J-WESTの森整備費80,000円

間伐実施面積 19.47ha

CO2吸収量　100.06t-CO2／年

（森林の概況）樹齢（齢級）、樹種：スギ、ヒノキ、マツ、ナラ等、樹齢（齢級）：6〜12齢級

＊１世帯からのCO2排出量は年間5,370kgであり、100.06tの吸収量は約18.6世帯分に相当


南山城村童仙房・野殿地内	南丹市日吉町天若地内

6月 6日（土）、10月17日（土）に実施した「森づくりイベント」において、「森づくり活動」として森林整備体験事業を実施しました。専門家の指導のもと、Club J-WESTメンバーや一般参加者の皆さんにご参加いただき、広葉樹を抜き切りし、残った木々の生長を促すことでCO2削減を図りました。

間伐実施面積0.15ha　CO2吸収量　0.87t-CO2／年

（森林の概況）雑木林、ソヨゴ等平均林齢25年生、同区域内生立本数約200本

「Club J-WESTの森」をメイン会場に、春と秋の２回、『Club J-WESTの森』森づくり活動や森林の整備を行いました。

日時：平成27年6月 6日（土）
参加者：約200名
内容：森林整備体験、自然観察会、木工教室、ツリークライミング、薪割り体験などで森林に親しんでいただきました。森林整備体験では、前述の広葉樹の抜き切りのほか、前年秋に植樹した桜の苗木への施肥なども行いました。

日時：平成27年10月17日（土）
参加者：約150名
内容：森林整備体験、自然観察会、木工教室、ツリークライミングなどで森に親しみ、森や木を使った暮らしの大切さを体験いただいたほか、ひよし窯の特別公開や、バームクーヘン作りなどを体験していただきました。

（単位：円）

前年度からの寄付受入額	27年度寄附額	27年度事業費	27年度事務費	28年度へ繰越額
8,442,322	5,005,600	5,801,140	250,280	7,396,502